2012年6月20日水曜日

夏祭りの巻


核のゴミで有名な(嬉しくないねぇ~)村の夏祭りに行って来ました。
文化祭りのようなもので、中心は工芸、デザインです。

村ではそこここに反原発の印である大きな“バツ”を見る事ができます。いろんなイメージがあります。



農村は広い。車がないととても動けません。と、いう事で知り合いが頼んで車で案内してもらいました。その車は多くのデモに参加した強者。

中心を囲んで丸く広がる町などを見る。古くていい感じだ。
古い建物を利用して工芸のワークショップをやたりしている。

アクセサリーを売っている所にグットくるディスプレイがありました。普通のガラスのケースなんだけど隅に鶏の足のミイラが入ってる。スゴいっ!


デザイナーが作ったというゲーム、“核のゴミ、どこに持ってく?”みたいのがありました。さすがデザインがいいね。



それは随分前に核のゴミがやって来たときから始まりました。それからその村は原発反対の大きな象徴になった、なってしまった… 突然のようにやって来た“ゴミ”に反対する事30年以上…

そこはすっかり反原発の拠点となりました。

いまでは多くの芸術家が移り住んでいます。その村は反原発というからに電気を天然ガスから作っています。完全に電力会社から独立しているそうです。

その町に反原発のアーカイブがあるのがこの小旅行の目的。
友人が日本でやる“反原発ポスター展”のためお願いしてポスターを分けてもらいました。

今やコウノトリに飲み込まれようとしているカエルが、鳥の首をしめている看板。諦めないぞっ!って書いてある。この明るさ~日本に欲しいね。



コウノトリと言えば、地ビール!!!
コウノトリのマークの地ビール、あまりの美味しさにケース買い。一本1リトルが6本。大事に呑みました…


隣の犬の巻


隣の犬がね、私の猫を追い回して狩ろうとするのよぉ!

まったく、行儀が悪くて、庭にしたウンコさんも始末しないし、臭いしホント最悪。

ポーランドの犬なのよ、狩りをしていた犬をシェルターから引き受けてきたのよ。なんでそんな事しるのかしら、だったドイツにも沢山の犬がシェルターにいるのよ。

それに噓つくの。私の猫に引っ掻かれて犬が失明するって言うから…もう心配になってお医者さんに電話入れたのよ。そしたらそれ!噓なの。

私の大好きな、知り合いの“隣の犬”話し~

ハンブルグのみなとみらいの巻


大阪大通りに行くという。うん?大阪、あっここハンブルグは大阪と姉妹都市だった。そうだよ、姉妹都市。でもさ大阪大通りー東京通り…だって、フン
最近再開発されている、なんだか、みなとみらいみたいな場所ね。

誘ってくれたのは画廊のオークションパーティーでした。
あのさ、お金を出すといずれかの作品が手に入ります…って欲しい作品じゃなきゃイヤなんだよ。こいつ作品買ったことないな、さては。作品と暮らす事なんか分かってないな、ただ文化に貢献しましょう~っだって違うだろっ

その後近くの街頭テレビでサッカーのヨーロッパ選手権を観戦しました。

港の近くの、そこは古い地域。アパートで囲まれた小さい公園を通って行くと、建物と建物の間の小道にベンチを並べて大型テレビを3台並べてる。生ビールもソーセージもあるよ。主催は地元のキリスト教会。ここで“社会”を作る活動をしている、らしい。

子供たちが遊んでる。お年寄りが見に来る。若者が騒ぐ。いつものサッカー観戦風景。

でもね試合が始まる前にみんなでギターに合わせて、歌うんだよ。休憩の時も、終わった後も… 3回も聞いちゃったよ オイオイ、試合始まっちゃうよぉ~

キリスト教関係の人の表情は一緒だ!ビックリ!同じだ。ダウン症の子供の顔が世界共通なのはそれが人類の紀元に関わっているからではないか、とは納得する話だけど…

走り廻っている子供たちはアイスをもらっていた。
休憩の時にクイズもした。二人ずつ前に呼んで簡単なクイズ、勝つと賞品があって、勝たなくても賞品がある。一番最初はサッカーボールだった…

沢山の子供たちのなかでドイツ人の子が選ばれて答えていた。最後に女の子と小さい男の子が選ばれた。女の子は名前をはっきり言えなくて聞き返された。黒人の男の子は、はっきり言えなくて名前を呼ばれなかった。

盛り上がる後半いきなりアパートの上の階の窓から水が被せられた~ぁ!

振り返るとずぶぬれのお年寄り。

あっ試合はドイツが勝ちました。